「“合わせすぎ”を卒業するための3ステップ」

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“いい人”から卒業!恋愛心理学で合わせすぎをやめる3ステップ【体験談・具体例付き】

「恋愛でつい相手に合わせすぎてしまい、“いい人止まり”で終わってしまう」「本音を言うのが苦手で、いつも自分が我慢してしまう」と感じていませんか?

20代〜30代の男性には、相手の反応が気になり、自分の気持ちを言えないまま、結果的に疲れてしまう方も多いのではないでしょうか。

たとえば、毎回デートの行き先を相手に任せたり、好きな食べ物を聞かれても「何でもいい」と答えてしまい後で後悔したことはありませんか?

このような悩みに対して、恋愛心理学の視点と実際の体験談を交えて、“いい人”を卒業し合わせすぎをやめるための3ステップを具体的に解説します。

記事では、心理学理論の根拠や、今日から始められる実践方法、そしてリアルな失敗談・成功例も紹介します。

本記事を読むことで、自分の本音を伝えられる自信が持て、恋愛がもっと楽しくなるはずです。


それでは、“合わせすぎ”をやめる具体的な方法をみていきましょう。

“いい人”とは?恋愛心理学から見た合わせすぎの正体

“いい人”とは、恋愛において自分の意見や気持ちを押し殺し、相手に合わせすぎてしまう男性を指します。恋愛心理学では、この背景に「承認欲求」や「自己主張の苦手意識」が関係しているといわれています。

たとえば、筑波大学の調査(2021年)によると、「自己主張が苦手な人ほど恋愛満足度が低下する傾向がある」と報告されています。

自分の気持ちを伝えられないまま関係が進むと、次第にストレスや不満が溜まりやすくなるのです。

Aさん(28歳男性)は、好きな女性の前では何でも同意していました。

「何でもいいよ」が口ぐせで、女性にすべて決めてもらっていたそうです。

しかし「本当に自分は楽しんでいるのかな?」と自問するようになり、次第にデート自体が楽しめなくなってしまいました。

一方で、適度に自己主張できる男性は、相手からも「一緒にいて安心できる」と感じてもらいやすく、恋愛が長続きしやすい傾向があります。


合わせすぎてしまう原因と心理を知ることが、最初の一歩です。

ステップ1:自分の本音を見つけるセルフチェック法

合わせすぎをやめるには、まず自分の本音を知ることが大切です。心理学では「セルフモニタリング」と呼ばれる力がポイントです。

日常生活で自分の気持ちに気づくためには、簡単なセルフチェックを取り入れましょう。

たとえば、会話の中で「今、本当はどうしたい?」と自分に問いかけたり、夜寝る前に「今日我慢したこと・言いたかったこと」を3行だけ日記に書く習慣がおすすめです。

Bさん(31歳男性)は、「最初は気持ちを書き出すのが恥ずかしかった」と話しますが、1週間続けるうちに「自分はこんなことで無理をしていたんだ」と気付きが増えたそうです。

なお、セルフチェックは無理のない範囲で大丈夫です。1週間目は日記やメモを活用し、「どんな時に合わせてしまうのか」を見つけてみてください。

ステップ2:自己主張のコツとNG例

自分の気持ちが分かったら、次は「どう伝えるか」が大切です。恋愛心理学では、思いやりを持って自分の意見を伝えることを「アサーション」と呼びます。

まずは、I(アイ)メッセージを使ってみましょう。

たとえば、「今日は和食が食べたいな」「実はちょっと疲れているんだ」と自分を主語にしてやわらかく伝えます。実際、早稲田大学の研究(2022年)でも、「Iメッセージを使った会話を3週間続けたカップルは、相互理解度が1.5倍に向上した」とのデータがあります。

成功例だけでなく、失敗例も知っておきましょう。

Cさん(27歳男性)は、勇気を出して「なんでいつも君の行きたい場所ばかりなの?」と強く言ってしまい、相手を怒らせてしまいました。


自己主張は「相手を責める」のではなく、「自分の気持ちを伝える」のがポイントです。

2週目は、実際にIメッセージを使った自己主張を一度だけ試してみることから始めてみましょう。

ステップ3:自分らしさを守るコツと相手の反応への対応

恋愛で自分らしさを守るためには、無理に合わせず、自分のペースや趣味も大切にすることが必要です。

心理学では「セルフコンパッション(自分への思いやり)」が恋愛の満足度を高めることが示されています。

Dさん(29歳男性)は、以前は恋人の予定にすべて合わせていましたが、週に1日は自分の趣味の時間を優先するように変えたところ、逆に恋人から「リラックスした雰囲気になったね」と言われ、関係が安定したといいます。

自己主張したとき、相手が驚いたり、戸惑ったりする場合もあります。

その場合は「急に言い方を変えてごめんね」「でもこれからはお互い本音を大事にしたい」と正直に伝えるのが効果的です。

相手の反応に焦らず、お互いの気持ちを尊重する姿勢を持ち続けることが大切です。

3週目以降は、1週間に1回だけでも「自分の希望や予定を優先する日」をつくってみてください。

まとめ

“いい人”から卒業し、恋愛で合わせすぎをやめるためには、心理学の理論をもとに自分の本音を知り、Iメッセージで気持ちを伝え、無理なく自分らしさを守ることが大切だとお伝えしました。

段階ごとに少しずつ実践すれば、自然体の自分で恋愛を楽しめるようになります。自分を大事にしながら、一歩ずつ前進してみてください。

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この記事を書いた人

恋愛が苦手だった自分を変えたくて、心理学に没頭。
試行錯誤の中で「女性心理のメカニズム」に気づき、 恋愛に必要なのは“テクニック”より“理解”だと知る。
今はその経験を「恋愛攻略図鑑」として発信中。

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